手を繋がないと出られない部屋【ラギー・ブッチ】 ページ25
Aｻｲﾄﾞ
A「……あれ、ここ、…どこ?」
シミ一つなく、目が痛くなるほど真っ白な空間。
そんな空間に、私は何故か一人で眠っていた。
ぐるりと見渡しても家具一つ確認できなかった。
誘拐されたにしても…出入り口がないこの部屋にいるのはおかしい。
まぁ、…誰かのユニーク魔法かなんかに巻き込まれたのだろう。
前にも(恥ずかしくて思い出したくないが、)ジャミル先輩と狭い空間に閉じ込められたし、何となくその時の空間と似ている気がする。
???「起きたんだね☆Aちゃん!」
A「?!」
だれもいなかったはずの空間に知らない声が響き、ギョッとする。
???「驚いちゃったかな☆ごめんごめん。俺は………箱モブとでも名乗っておこうかな☆君には今から入ってくる人と、手を繋いでもらうよ、もしやらなかったら…………………君は一生この部屋から出られないよ!(まあもちろん嘘だけど……☆)じゃあ、頑張ってね!」
A「えっちょ……まだ質問したいことが………」
箱モブさんから返ってくる言葉はない。
もうこれ以上説明する気はないようだ。
A「一生出られないって……………はぁ…」
正直、人と(特に男子と)触れ合うことが苦手な私にとって、このお題は結構ハードルが高い。
だが、一生出られないよりかはマシなのでやろうと決意した時、
ラギー「Aくん?こんな所でなにしてるんッスか」
A「ヒェッ、ラギー先輩………」
先輩が来た。
A「わ、私は気づいたら此処にいて……ラギー先輩こそどうしたんですか?」
ラギー「バイトの集合場所に足を踏み入れた瞬間こうッスよ、このままじゃバイトに遅れちまう。Aくんはここから出る方法知らないんッスか？」
ラギー先輩は焦ったようにぐいっと近づいてきた。
知ってるけど………まだ、心の準備が……
A「えっとその、…ﾓｺﾞﾓｺﾞ」
ラギー「はっきり喋んなきゃ聞こえないッスよ」
軽く呆れたように言われた
A「手を…。繋がないと出られないらしいです。。」
ラギー「ふぅん………だったらとっとと手、繋いじゃいましょ」
A「え、…ぅう、はい………」
ラギー「………」
ラギー「もしかして監督生くん…………俺のこと苦手?」
びっくりした。男の人全般は苦手だけど、良くしてくれてるラギー先輩は割と好きな部類なのにどうしてそんなこと聞くのだろうと。
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美紅(プロフ) - ゆるさん» はい！ (4月1日 21時) (
レス) id: 1aabd9141a (このIDを非表示/違反報告)
ゆる(プロフ) - 美紅さん» 用意します！リクエストありがとうございます！とても励みになります……！ (4月1日 21時) (レス) id: 6719ad2600 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - 授業を終わって監督生が疲れてしまいもふもふ触りたくてジャックの尻尾を触って「もふたん」と癒されたをお願いします (3月31日 11時) (レス) id: 1aabd9141a (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - レオナはオバブロが取り込まれ暴走して靴になりもう一本靴を投げまた砂に変えてしまった次の瞬間一撃した監督生レオナの気絶したマジフト大会が始まったクロウリーはマジフトの監督生達が許可したら裸足だったゴースト達が助っ人に監督生の部活用の靴が持って来たです (2月25日 0時) (レス) id: 1aabd9141a (このIDを非表示/違反報告)
ゆる(プロフ) - 受験終わったので、リクエスト作りました!! (2月22日 16時) (レス) id: 6719ad2600 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆる | 作成日時：2024年1月21日 17時
