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あれから、一通りのことを話されて
渡された薬を飲めば、高校生時代の自分に戻るらしい
で、仲を深めよう!って流れになっちゃって
今はみんなで話してるんだけど
「 皆って何の仕事してるの? 」
って聞いたら、周りが一気に静かになって
これは、まずい。って思って
「 あ、ちょっとトイレ行きたい!笑
トイレってどこですか?」
って隆二さんに聞いたら
あ、こっちだよー
って連れてってくれた。あの空気の中にいるのは
とてつもなく気分が悪い…
トイレの帰り道
玄関の前を通る時に、扉が開いて
瞬発的にそっちをみたら
頬に傷をつけてやっぱりスーツを着ていた。男が2人
『 誰だ、てめぇ 』
『ちょ、登坂!それはないだろ
ごめんね?どうしたの?』
はじめに喋り始めた人は
すごい…メンチ切ってくる……
でも、なんだか目が離せない
で、その後に喋った人は
なんだか、お兄ちゃんって感じの人
てか、自己紹介したほうがいいよね?
「 あ、えっと
広さんのいとこの 五十嵐Aです。
これからここに住むのでよろしくお願いします!」
そう言い終わって頭を下げたら
『あー!今朝話してた子だね!』
『 …またしらねぇ女が入って来たと思った』
って笑う2人
『 じゃー俺たちも自己紹介するね!
俺は田崎敬浩!好きに呼んでね〜
で、こっちが…
『登坂広臣、よろしくな、A』
ふっ、って感じに笑う広臣さんに
何故か心臓が高鳴ったんだ。
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作者名:cocoa | 作成日時:2017年4月7日 19時