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家までの帰り道が長いから
お腹空くかも……ぺこぺこになってそう…
とか考えたりしてたけど
本当はそんなこと思ってなくて、案の定お腹がまだいっぱい。
「 あーー掃除機で吸い取りたい」
変な言葉をぼやきながら、家の中に入っていくと
広『 あ、A!
ちょっとごめん!今から全員急いで仕事行くから
夜ご飯自分で用意しといてほしい!』
肩をつかまれながら『ごめんな!』って言いながら
皆で急いでどっかに行ってしまった
今の私は、すごくついてる
怒られたりするかも。って思ってたけど
夜ご飯無しにできるし!何より1人だし!
でも、正直言って怖いけどね、こんな大きい家を1人でいるなんて
いつもなら他にも何人か入るけど
やっぱりなんだか孤独を感じた
夜ご飯は抜きだから、もやしを抱いて自分の部屋に
行ってベットに座ったら
スマホが揺れた
画面を見れば阿南からで
『 明日遊べる?』っていう連絡で
喜んで返事をしたら向こうも喜んでくれた
明日からも楽しく過ごせそうで、お風呂もすぐに済ませて
ベットの中に入ると、すぐに記憶が遠のいて行った
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作者名:cocoa | 作成日時:2017年4月7日 19時