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なんだか、制服なんてすごく新鮮だし懐かしくて
ずっと用意ができてから鏡の前でクルクル回ってたら
誰かの足音がして、誰かこっちにくる!
と思ってとっさにカーテンに隠れた
こんなのまだ誰にもみられたくない…
扉の開く音が聞こえたのと同時に
臣 『 おい、何してんの?笑
早くこねぇと、飯なくなんぞー』
って呑気に喋りながら近づいて来た
広臣だ。
喋り声だけでわかってしまって
「 ダメ!来ないで!」
臣『 何で?』
「…恥ずかしいから」
臣『 んなこと、言ってねぇで早くこいっ!』
そう言って、カーテンを取られたら
目の前が白い布から、背の高い広臣と部屋の風景が目に入って来て
臣『…可愛いじゃん』
って頭から足の先までみてそう言って来たけど
そんなこと急に言われたら……
「っ…バカ!!」
恥ずかしすぎて何にも考えれない
馬鹿でかいこの家の階段を降りて
みんなのいる客の間に向かった
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例えるのならば、食堂並みのうるささの客の間
さっきまでこの姿を見られるのが恥ずかしいって思ってたけど
今はそんなこと考えれなくて
「 おはよ!」
ってキレ気味にドアをスパーン!って感じにあけると
まず、音にびっくりしてみんな一斉に肩を揺らしたけど
その後にこっちをみてもっと驚いてた
『『『『 え!?A!? 』』』』
みんな声を揃えてそう言った。
はいそーですよ私はAですよー
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作者名:cocoa | 作成日時:2017年4月7日 19時