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冷蔵庫に買ってきたものを入れ終わって
探検しよう。
って思ったけど、大きすぎて 今どこにいるかわからない
「 こーこーはーどーこー 」
って感じに叫びながら歩いてたら
『 あ、噂のAちゃん!? 』
って後ろから声をかけてきた、顔の濃い人
「 えっと、初めまして?…」
橘『 そーだね。初めましてだよ
橘 ケンチです、まー好きなように呼んでね?』
この人はすごく背が高くて、顔を上げるのに疲れる
まーこの人以外にも背が高い人なんてすごいいたけどね
「 あ、じゃーケンチさん…」
橘『ケンチがいい!』
縁側ってどこですか?って聞こうとしたら
好きなように呼んで。って言ってたのになんだかんだで
決められた。
「じゃーケンチくん、縁側ってどこ? 」
橘『 あーここの家無駄にでかいもんねー
こっちだよーーー』
って手招きをされてついていくと
学校の廊下並みの長さの縁側について
橘『ここは、いろんな人が結構夜にいるから
独占したいなら、昼間ぐらいだね!』
っていいことを教えてもらった。
ありがとう!!ってお礼言って
縁側に座って庭を眺めてた
何だかもー疲れちゃった
坂道も歩いたし、名前も覚えてきたし、
うとうとしだしたら
『 ミャー 』
って鳴き声がして 、
猫だ!って思って
振り返っても周りを見ても猫はいなくて
もしかして…と思って庭におって探したら
草むらの中に小さな、子猫がいた
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作者名:cocoa | 作成日時:2017年4月7日 19時