年上彼女 ページ49
「やぶくっ、いやぁ…」
俺の腕の中で乱れる深雪さんは綺麗すぎる。
まだ挿れてもないのに腰はガクガクしていて下半身だけじゃ身体を支えられないらしい。俺の首に縋り付いて涙を流す姿は、俺しか知らない。
『俺にされるのが嫌？こんなヤラシイのが嫌？』
どっちも違うのは分かっているし、深雪さんをもっと泣かせたい目的でわざと嫌な質問をする。
ぐちゅぐちゅと鳴り止まないのは俺が刺激を与え続けているせい。濡れやすい深雪さんのナカは熱くて、ドロドロなのにキツい。
達する度にきゅうきゅう締まって、お仕置きだってことを忘れて早く挿れたい。
「こ、こじゃいやぁ、べっど、」
顔を真っ赤にして声を我慢している深雪さんは、俺からの一方的な刺激でもう何回達したか分からない。
狭い場所で声を我慢しているせいで感度は抜群。感じやすい深雪さんがまだ理性を残したままだからきっと苦しいだろう。
『俺も気持ち良くなりたいなぁ』
深雪さんにはどうすることも出来ないのに、わざと困らせることを言う。
「だから、も、いれ、て」
『挿れていいの？ここで』
「ちがっ！やぶくんやだぁ…そんなこと、ばっか」
マジ泣きをしてしまった深雪さんの頭を撫でる。
もう本当に、可愛くて仕方ない。
こんなのはただの戯れでしかなくて、俺がわざと言っていることも深雪さんは全部分かってる。
『ベッド行ったら素直んなる？』
「な、るっ！なるからぁ」
『じゃ、もう1回いってからね』
「ぁっ！やっ、だめって、んぅふ、」
ぐちゃぐちゃになった深雪さんとキスをしてるといつも思う、このままずっとくっついていられないかな。
ずっとこうしていられたら、俺が不安になることも、深雪さんを不安にさせることもないのに。
「ぅんあぁ、ん、」
グッタリと俺に体重を預けている深雪さんの身体が変に熱いことに気付く。
『やっべ、深雪さん平気？！』
「ん、へーき…」
逆上せたらしい深雪さんは顔が真っ赤で平気そうではない。
身体を拭くのもそこそこにベッドに寝かせて、冷たい水を飲ませる。
『ごめん、やり過ぎた』
「ふふ、反省してる。バカ」
『返す言葉もございません…』
苛めたいとは思うけど、苦しめたいわけじゃない。こんなふうに体調を悪くさせるなんて、本当に俺はバカだ。
「ただ逆上せただけだよ。気にしないで」
『そうやって甘やかすからさぁ〜もう！』
「もう治ったし、続き、しよ？」
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作成日時：2017年5月8日 9時
