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あの後、起きない樹に呆れた私は
家を出るには早いと思いつつ
自分の家に帰って時間を潰すことにした。
『...はぁ。』
ついついこぼれてしまったため息も
1人の部屋に寂しく消えていく。
私の家庭は父子家庭。
母は私のちっちゃい頃に、難病を
患ってしまい、治療専念の為に
田舎のおばあちゃんの家に住んでいる。
父は家庭を支える為に朝から晩まで働いて
帰ってくるのは夜中。
私は殆どの幼少期を1人で過ごしてきた。
それを支えてくれたのが藤原家。
樹とは兄妹のように育ってきた。
泣いてる時はいつだって隣に樹がいて
私にとってはなくてはならない存在。
私は貴方の事が好きだけど、
きっと貴方は違う。
そんな事を考えていたら
朝が早かったせいか、私は眠りについていた。
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作者名:ぴよた。 | 作成日時:2018年9月12日 4時