威「だーいすき♪「へぇ」もう、照れちゃって「･･･。」ん？」

げんか　い ページ16

貴方「…っ」

どうやら、限界に達したようで




貴方「ふぇええ…ん」

ポツリ、またポツリと

貴方「うぁあ…ん」

私は声をあげて泣いた



『Aっ！』


こんな時に限って、あいつの声が愛おしく感じる




『どうしたの？』

貴方「なんでもないよぉ…っ」


本当に嫌なのは



弱いって馬鹿にされるからでも



弱いからって気遣われるからでもないんだ









貴方「一緒が…よかった…っ」


神威と一緒がよかったんだ


守られるんじゃなくて守りたい









貴方「っああああん」









「お前が気づくべきことは


傷つくべきことは




…そんなちっぽけのことじゃねぇだろ、このすっとこどっこい」




貴方「え？」

私はまわりを見渡したが涙でにじんでよく見えなかった






今私に声をかけた人は誰なのだろう

きょぜ　つ→←ぬ　すみぎ　ぎ

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