そんなかんじか ページ3
(you side)
デビュー直前期
｢ていうことなんで、3ヶ月後、正式にデビューが決まりました。｣
All｢....まじで。｣
まあここまできたら、イエー！！！とかなったりしない。
もうそろそろやろうなって感じやったし。
それよりも、
『あの、私は結局こんな感じのままなんですか。』
PD｢あー、なんか、多少ね、少年っぽくはしよっかなって感じだけど。.....あ、髪の毛切るのいや？｣
『いやそれは全くいいんですけど、多少男装するんですよね。わかりました。』
PD｢いや、男装ってほどガッツリしなくていいよ。ボーイッシュなくらいでいいんじゃないかな。キャラクターも作らなくていいし。｣
あ、そんな感じなんか。
まあ、キャラ作ったところでボロ出るやろうしね。
MG｢よし、じゃあ練習切り上げて、今日はとっとと帰るぞ。明日からデビュー準備で色々撮らなきゃいけないしな。｣
All｢おつかれさまでしたー！｣
とりあえず、早いとこ髪の毛切りに行こう。
しばらく伸ばしっぱなしにしていた髪の毛は、1度だけ明るく染めたせいで毛先はバシバシに傷んで背中の中央くらいで広がっていた。
JK｢...髪の毛切りに行くの？｣
帰りのバンの中で隣に座っていたジョングクが突然聞いてきた。
『うん。グガより短くしようかな。』
TH｢ほんとに男になっちゃうね！｣
ほんとに、とは。
『髪切ったくらいで性別なんてごまかせないよ。』
YG｢お前ガタイいいから余裕だぞ。｣
HK｢wwwwwwwwたしかに割といけるかもwww｣
まじで失礼な奴しかいないんだけど。
(まあ世の中的にはそうでも、この中では私が1番かわいいもんね)
これだけは譲れない←
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作者名：zikez | 作成日時：2017年5月24日 1時
