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(jungkook side)
A｢ごじゅうろくーーーー.....ごじゅうしちーーーー....｣
ついに、明日は俺達のデビューの日だ。
A｢ろくじゅうしーーーー.....｣
デビュー前日だというのに、俺達の部屋にはまるで緊張感が無かった。
まあ全てこいつのせいなんだけど。
『ねえ、明日デビューだよ？』
A｢ななじゅうしちーーーー....そうだね....ななじゅうはちーーーー....｣
『もっと他にさ、することない？』
A｢はちじゅうにーーーー....例えば？｣
例えば.....
『俺達....やっとデビューできるんだな....！』
みたいなさ。
A｢きゅうじゅうさんーーーー....明日やっとデビューだね！！！｣
『腹筋やめろ。』
雰囲気ぶち壊しなんだよ。
A｢なんで？前日であろうと日課の筋トレはかかさないでしょ。｣
ジョングクもやりなよ、なんて。
『それ以上やるとほんとに男にしか見えないから。』
A｢...ジョングク最近そればっか。｣
A｢いいもーん。なむおっぱは可愛いって言ってくれるもん。｣
『お前がかわいそうだからだよ。気使われてんだよ気づけ。』
A｢あっ...そういうこと言う？いいもんジョングクなんか一年ダブるくせに....｣
『関係ないだろwww』
A｢ヌナでしょ。明日からは敬語も使いなよ。｣
ファンが見てるんだからね？
は？
『.....いやだ。』
『絶対いやだ。』
敬語なんか使うもんか。ましてや｢ヌナ｣なんて...
俺とAは対等でしょ？
マンネズなんて言われてるくらい1番に気を許せる存在でしょ？
A｢wwwwwwそんなに？｣
A｢冗談だって。今更じゃん。｣
内心すごくホッとした。
俺がAをヌナって呼ばないのは、Aに弟扱いされたくないから。
だからっておっぱになりたいわけじゃない。
あくまで｢対等｣。
__俺を突き放さないで。
A｢デビュー曲で腹筋見せるでしょー。｣
『！？ジミニヒョンじゃないの！？』
A｢話題性があるって、私になった。｣
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作者名：zikez | 作成日時：2017年5月24日 1時
