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ロボロside
ロ「え…着くのはやない……？」
ショ「Aさんと俺で一回β国の本部に行ったんすよ。そしたら人がおらんかったんでもしかしたら強襲上陸をやり返してくるんじゃないかって、睨んでこっちに元々向かってたんすよ」
ロ「だからグルッペンは『やはりそうだったか』って言ってたんやな…」
貴「それで敵兵の上陸を止めるんだったか。相手は3師団以上。今ここにいる兵を全員投下しても一万と何千人？ようは1師団と大隊1個。勝ち目はないな」
ロ「よなー。1人1師団相手する？」
ショ「さすがに無理やろ」
とりあえず南へ侵攻する戦線に貼り付けていた兵の三分の二を海側に移動させて様子を見る。その間に3人で、過去に潜水艦相手に通じた作戦があったかどうかを考えていた。
貴「今の所防衛戦で凌げているが限界があるだろう。海は制海権が取られているそれを取り返して攻撃をするっていうのは時間がまだかかるし…。空があればいいんだがな。本土の制空権を取るのにほとんど出動して……」
ロ「いや待て……。それなら本人が乗らん限り絶対に出動しない戦闘機が一機ある…!」
貴「ゾムの戦闘機か!」
Aがそういった直後、空から独特なエンジン音がした。まさかと思っていると無線機からゾムの声がした。
ゾ『ブーン!チッス、助けにきたで』
そう言って戦闘機は俺らの上で一回転したのちに、海に次々と追跡魚雷を落とし始めた。しばらくして、近くに戦闘機を停めたゾムが松葉杖をつきながら降りてくる。
貴「よくそんな怪我で戦闘機に乗る許可がでたな」
ゾ「いや、こっそり抜け出してきてん」
えぇ…と思いながらそれでも来てくれたことに感謝する。これで見えてた3師団は確実、それ以外も少しは消せただろうからこちら側の優勢になっただろう。これで相手は海上に上がると魚雷で全滅すると考え、海の中を彷徨った後に援軍として来たうちの軍の艦隊に殲滅されるだろう。
ショ「これは勝ちましたね」
ロ「せやな。ただ問題は……」
グ「α国の総統とその秘書、あとは研究員1人が見つかっていないことだろう？その件ならさっきコネシマがβ国の空き家で発見したと報告があったゾ!研究員の方は結構前に殺られていて遺体になっていたが総統と秘書は生きていたため、今オスマンが尋問している」
いつの間にか別の戦闘機に乗ってやってきたグルッペンが報告する。β国の国民のうち90%強が降伏に傾いているからもうじきこの戦争は終わるだろうとのことだった。
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白狐さん(プロフ) - 完結おめでとうございます!! 夢主君がケジメを付けたこの後、友達としてたまに会ってたりするのかな…と妄想を膨らませております笑 最初から最後まで読み応えのある作品でした!! ありがとうございます^^ (2020年9月7日 2時) (
レス) id: c1b876fff4 (このIDを非表示/違反報告)
蜜璃(プロフ) - ゾンビ物は初めて読みました！更新楽しみに待たせて頂いてます！ (2020年7月3日 17時) (レス) id: b69039585c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空白 | 作成日時：2020年7月1日 21時
