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ロボロside
変異体との戦闘で負傷したゾムを医療用テントまで護衛した後で北側の支援に回った。前線から少し離れた高台で、弓矢を構えながらゾムに任されたゾムの部隊に指令をだす。今の所順調に進んでいるが、敵が少なすぎる気がする。
ゾムの部隊は少数精鋭の部隊だから人数は大隊と同じかそれ以下程度。だからいつも戦争では、1人につき3、4人は同時に相手をすることになるのだが、今回は一対一が多く見える。そうなると、β国は北側に一師団も置いてなかったことになるけどさすがに考えられない。
ロ「何か裏が……」
グルッペン達に報告を、と思った途端に強襲上陸に使った港から連絡が入る。
『北に3師団ほどのβ国の潜水艦を観測!こちらに上陸されかけている、救援求む!』
ロ「っ!うちの部隊からは第一大隊と第二大隊、ゾムの部隊は第一中隊と第三中隊向かってくれ」
防衛戦が得意な大隊長と中隊長を選んで向かわせる。戦場にいる兵の数からして上陸をしようとしている兵はもっといるはず。となるとまだ潜水艦で海に潜っとるのか。
その場を部下に任せて本部に戻り、幹部達に繋がる無線機をとってくる。
ロ「奴らの主力は北の海の中や!今3師団が上陸しようと攻撃しかけてきとる!」
グ『やはりそうだったか……。今ちょうど北と南が繋がった。一番近くにいたショッピとAが向かってる。海の方は2師団艦隊を向かわせた』
ロ「了解…。なんとか耐えてみるわ」
それにしてもなんで上陸されかけるまで気付かなかったんや？何師団か艦隊を警戒させていたはず…。その艦隊からの報告ではなく地上からの報告で気づいたってことは……。
急いでパソコンを開き、通信システムに異常がないかを確認する。すると、艦隊と地上とを繋ぐ通信に通信妨害がかけられていた。通信妨害している元をソフトウェアを使って探る。
北と南の部隊が合流し、β国本土をほぼ制圧したといってもまだ一部は戦闘中。また北と南に分裂する可能性がある限り、港を取られたら北側は物資不足になる。
いくら艦隊が助けにくると言っても、β国の艦隊がここらの制海権を握っているから真っ向勝負じゃ返り討ちにあうだけだろう。
どうすればええんやと頭を抱えていると、ふと肩に手を置かれた。考える事に夢中で警戒してへんかったと慌てて背後を振り返るとショッピ君とAがいた。
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白狐さん(プロフ) - 完結おめでとうございます!! 夢主君がケジメを付けたこの後、友達としてたまに会ってたりするのかな…と妄想を膨らませております笑 最初から最後まで読み応えのある作品でした!! ありがとうございます^^ (2020年9月7日 2時) (
レス) id: c1b876fff4 (このIDを非表示/違反報告)
蜜璃(プロフ) - ゾンビ物は初めて読みました！更新楽しみに待たせて頂いてます！ (2020年7月3日 17時) (レス) id: b69039585c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空白 | 作成日時：2020年7月1日 21時
