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ゾムside
α国の総統と秘書が生きてるとわかった今、ショッピ君と俺でα国と友好関係にあったβ国に潜入している。俺は捌きのゾムとして魚屋をやっていてショッピ君は探偵をしている。最初は探偵なんて大丈夫かと思ったがくるのは猫探しや浮気調査だけでついでに国民から話も聞けるからちょうどいいらしい。
深夜になって窓からショッピ君が泊まっている宿屋に入る。
ゾ「それで、何か新しくわかったことあった？」
ショ「今日、北の方にある財閥の夫人が浮気調査に来たんですけど、旦那のほうを尾行してみたらこれが」
そう言ってショッピ君に渡された写真にはα国の秘書が写っていた。
ゾ「はえーこれは黒ですわ」
ショ「あっちがこちらの動きに気づいて影武者を雇った可能性もあるんで、今大先生にこの写真と秘書の写真の照合をお願いしてます」
有能ですわと思いつつ、あまり長居もできないので今日はそこで解散となった。
次の日、いつものように魚を捌いていると髪で隠すようにしているインカムにショッピ君から通信が入った。
ゾ「なにかあったん？」
誰もいない所へ来てそう話しかけてみるもショッピ君からの返答はない。環境音からしているのは喫茶店か。昨日の旦那を尾行していて喋れない状況にいるのかと思っていると、何処かで聞いたことがある声がした。
「例の薬は手に入ったのか？もう時間がないぞ」
「ええ、まだ治験の途中ではありますがこちらに」
誰の声だっけと思いだしているとインカムの向こうが急に騒がしくなった。どうやらショッピ君がわざと相手に飲み物を零したらしい。すみません上着弁償します、と謝る声が聞こえた。しばらくしてショッピ君が店を出た音がした。
ショ「あいつらの話してた薬1つだけ手に入れました」
ゾ「有能か！」
男二人が話していた内容からして手に入れた薬は抗ウイルス薬らしい。持ち帰って研究するためにもショッピ君はこの後夫人に会って浮気調査の報告をしたのちに、一足早く国に帰ることになった。俺はというと怪しまれないためと情報収集のためにもう少し残ることになった。
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白狐さん(プロフ) - 完結おめでとうございます!! 夢主君がケジメを付けたこの後、友達としてたまに会ってたりするのかな…と妄想を膨らませております笑 最初から最後まで読み応えのある作品でした!! ありがとうございます^^ (2020年9月7日 2時) (
レス) id: c1b876fff4 (このIDを非表示/違反報告)
蜜璃(プロフ) - ゾンビ物は初めて読みました！更新楽しみに待たせて頂いてます！ (2020年7月3日 17時) (レス) id: b69039585c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空白 | 作成日時：2020年7月1日 21時
