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ロボロside
ロ「なあ、マンちゃん。最近のAなんか隠してるよな？」
α国の真意を探るために集めた情報を届けたついでに聞いてみる。うちの軍にはひとらんがおるから露天風呂とかがある。前まではAも腕に包帯はしたまんまやったけど入ってきてた。それなのに一か月前を境に見かけなくなったし、何より最近左手の指先まで包帯を巻いてる。
オ「それなんやけど、ぺ神に聞いてもなにも教えてくれんかったよねー。絶対腕の噛み痕の事で二人だけの秘密してるめう！」
ゾ「俺がこの間医務室の上のダクト通ってた時になんかAの免疫が落ちてきてるとかぺ神が言っとったで」
マンちゃんの真上にあるダクトからゾムが顔だけ覗かして言う。やっぱり痕の事で隠してるんか。免疫が落ちてるってことは感染レベルがあがる兆候でもあったのか？一気に不安になってきて、マンちゃんの部屋に書類だけおいてAの部屋に行く。
ロ「邪魔するで」
貴「邪魔するならかえってー」
Aを無視して部屋に押し入る。そうすると、ベットの上に寝っ転がったままのAがいた。やっぱり体調が悪かったりするのか？そう思って左腕を見てみると、普段されているはずの包帯はされていなく、綺麗な肌が見えていた。
ロ「A……俺に対してなにか言う事ない？左腕のこととか」
カマをかけてみる。するとAは特に動揺をすることもなく、痕が見える少し下までパーカーを巻くった。そこには普通の肌。それでも嫌な予感は消えない。
貴「別に痕が消えないこと以外は変わらないけど」
ロ「ほんまにそうやんな」
そういってAの左腕を掴もうとすると避けられた。絶対何か隠してるやん。
貴「ほんとに何もないからさ。ロボロ、大先生一人にして大丈夫なのか？またなんかガバるかもしれない」
ロ「気をそらそうとしても無駄やで。……なぁA。またそうやって限界になるまで抱え込む気なん？」
まだ何のことかわからないという顔をするからムカついて、キッチンから水をとってきてそれをAの腕にかけた。すると、隠すために使っていたのはファンデーションだったようで水と一緒にとれていき、赤黒く染まった腕が露わになった。
Aはすぐに腕を隠して包帯を掴んでどこかへ行ってしまった。この光景を前にも見たことがある気がする。そうだ、初めて会った時もこんな事があった。俺はAのベットに座ってその時の事を思い出していた。
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白狐さん(プロフ) - 完結おめでとうございます!! 夢主君がケジメを付けたこの後、友達としてたまに会ってたりするのかな…と妄想を膨らませております笑 最初から最後まで読み応えのある作品でした!! ありがとうございます^^ (2020年9月7日 2時) (
レス) id: c1b876fff4 (このIDを非表示/違反報告)
蜜璃(プロフ) - ゾンビ物は初めて読みました！更新楽しみに待たせて頂いてます！ (2020年7月3日 17時) (レス) id: b69039585c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空白 | 作成日時：2020年7月1日 21時
