【ハイキュー!!】奇病者になりました

奇病27 ページ27

みんなは部屋にいるが私は戻れずにいた。奇病について私は知らないことが多すぎる。もしかして知らず知らず傷つけてる場合がある。




｢あの、赤葦さん、奇病について教えてください！」




キッチンにいる赤葦さんに話しかけるが、苦虫を噛んだような顔をされた。





｢知らなくていいこともあるんだよ。奇病のこと深く知らない方がいい」




｢なんでですか？」




｢知りすぎて、精神を病んじゃった子とかジサツしちゃった子とかいるから、あまり深く教えたくないんだ。病気の名前と症状、知るのはそれぐらいでいいよ」




｢わかりました。変な事言ってしまって、すいません」




ペコッと頭を下げて、部屋に戻る。




知らなくてもいいことか。何も知らず無知な人間のままがいいのだろうか。





奇病について調べてる国見くんのことは止めた方がいいのだろうか。




そう思ったが、私の発した言葉で赤葦さんは悲しい顔をした。だから、私には国見くんになにを言葉をかければいいかわからない。

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