【ハイキュー!!】恋敵は悪女【青葉城西】

恋敵6 ページ6

佳李の言動、行動にイライラしながら、歩いているといつまにか学校。





部活の時間は好きだけど、佳李は1番下のはずなのに1番自分勝手、だからイライラしてて、ある意味苦痛だ。




部員もそのわがままぶりに呆れているが、まぁ佳李ちゃんだしなー可愛いからいいか、みたいな感じで許されている。





｢ねーねー貴大ー。一緒にドリンク作ろ？｣




貴大の袖を掴んで、上目遣いで懇願する佳李。その仕草も容姿も可愛いけど、やっぱりイラつく。





｢んーどうしよっかなー....やっぱ無理ーごめんね？｣





貴大はいつも迷った振りをして、ごめんねぇーと言う。




小さい頃から断るのが得意じゃない、というか好きじゃないのか、迷った振りをして、申し訳なさそうな顔で断る。




幼馴染みだからわかる。私もよく遊びに行けないけど返事しづらくて、一旦あやふやにして、断ることがある。




｢空、佳李のこと置いていこ。まだ駄々こねそーだし｣





｢そーだね、本当にあの子めんどくさい｣





まだ駄々こねて、甘い声で貴大の袖を掴んでる佳李にため息を吐きながら、小さな声で空に耳打ちする。




一応仕事するのはいいけど、選手の気持ち考えないなんて...そんなマネージャーいる？





いらないよね、あんな子。

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