【ハイキュー!!】恋敵は悪女【青葉城西】

恋敵2 ページ2

カーテンの隙間から太陽の光が差し込み、小鳥のさえずりが聞こえる。




母の｢ご飯できたよー！！｣の声を目覚まし時計にして、ベッドから起き上がる。



下に降りる前にLINEをチェックして、返信をする。




下に降りれば、母が作った出来たてホカホカのご飯が食卓に出されていて、椅子に座った瞬間食べ始める。




数分後食べ終わり、歯磨きをし、顔を洗う。学校の準備をした後、着慣れた制服に袖を通し、カバンを手に持つ。



｢いってきます！｣




そう言えば、ベランダで洗濯を干していた母が｢いってらっしゃいー｣と私に言った。




今日、ちゃんとあいつ起きてるかなーなんて思いながら、学校とは真逆の道を進む。




ピンポーン



あいつの家のチャイムを押すとあいつのお母さんのごめんねーという声がして、また起きてないのか、そう思った。




空にLINEをして、また少し遅れることを知らせる。




｢悪い悪い、またちょい寝坊した｣




悪びれた様子のないあいつの背中を思いっきり叩き、歩き出す。





｢本当にごめんってー佳李ちゃんから夜中にLINE来てさー｣




ズキン、胸が痛むがそんなこと無視して、鋭い声であいつに言う。




｢次遅れたら、マジで置いてくからね、貴大｣





はいはいーと生返事をするピンク頭にイラァとしながら、早歩きで空の元に向かった。

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