奇病8 ページ8
赤葦さんが作ったご飯を食べて、薬を投与した。今はもうひとりでできる(ドヤッ
及川さんにもう出来るようになりました!って言ったら、悲しい顔された。成長(?)を喜んで欲しかった。
まだ及川さんは仕事から帰っておらず、初めて、あの部屋で寝る。
絶対寝れない。
リエーフ君と日向君うるさそうだし←
まぁ1日ぐらい寝なくても大丈夫。
用意された布団を自分で敷き、枕と毛布を上に被せるように広げた。
周りを見ると研磨君と国見君は布団に潜りながら、ゲームをしていて、日向君と山口くんがなにやらお話している。
リエーフ君は鬱陶しいほど、二口君に話しかけていて、眉間にしわがよっている。
みんな、寝る気ないね。
リエーフ君たちを見ていると二口君と目が合う。
「助・け・ろ」
口パクでそう言った。
気づかなかったふりしたいけど、じーーと見られて、逃げられる気がしないので、2人の元へ行く。
「リエーフ君、二口君疲れてるみたいだから、もうお話やめにしよ?」
優しく言うとリエーフ君は「はーい」と小さな子供のように素直にやめて、布団に潜った。
「....サンキューな」
照れくさそうに小さな声で言った二口君に微笑みながら、「いえいえー」と言った。
「今日ずっと思ってたんだけど、その首なに?」
首筋にツンと人さし指で触れ、私にしか聞こえないような小さな声で言った。
.....どう誤魔化せばいいかな
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作者名:水浅葱 | 作者ホームページ:http://mazyokuroneko
作成日時:2016年5月15日 19時