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奇病6 ページ6

トイレに行きたいので、部屋を出る。一旦岩泉さんからの監視が外される。






廊下で出た瞬間に日向くんの絶叫が聞こえたのは無視しよう←






トイレをした後に研磨くんに抱きしめられる。ぐりぐりと胸元あたりに頭を埋める。







くすぐったいし、恥ずかしいよ?







やめて欲しいけど、上目遣いでこっちを見るので言いづらい。






「研磨くん。腰も痛いし、む、胸元に頭を突っ込むのはや、やめてほしいな」







「腰が痛い?なんかしたの?」






猫のような目で見つめられて、ドキッとした。







「なにかしたって...ただ日向くんに思いっきり突進されて、腰が痛いだけだよ?」







なにかを誤解しているような気がして、研磨くんにそう言う。






「なら良かった」





ふふふと機嫌が良さそうに微笑んで、またぐりぐりと頭を突っ込む。







うん、諦めよう。







岩泉さんが私のことを探しに来るまで、続きました。

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:水浅葱 | 作者ホームページ:http://mazyokuroneko  
作成日時:2016年5月15日 19時

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