【ハイキュー!!争奪戦】奇病者になりました【３】 (ページ12)

今日:4 hit、昨日:6 hit、合計:77,128 hit

奇病12 ページ12

岩泉さんと一緒に寝ることになり、二口くんに言った。少し複雑な顔をしていて、首をかしげていたら、デコピンされた。

｢及川さんにも一応言っとけ、今日は無理ですってな｣

｢そうだね....｣

二口くんが来てくれると言うので、一緒に及川さんの仕事部屋に行った。

カタカタとパソコンのキーボードを押す音がして、なんだか言いづらくなった。二口くんにどうする？と聞いてみると

｢置き手紙でも置いとけ｣

｢わかった｣

"今日は岩泉さんと寝ます。仕事頑張ってください"

小さなメモする紙に丁寧に書き、ドアノブのところに貼っておく。

下に行けば、ダッダッダッと何かが思い切り走る音がして、そのほうに目を向ければ

なんか大きな猫？(※小さなライオンです)がいた。私に気づくとわたしに向かって走り、飛びついてきた。

｢うっ｣

目を開ければ、真っ白な毛皮、エメラルドの瞳。誰かに似てるかな、そんなふうに思っていると

｢リエーフ！！｣

日向くんの声がした。その言葉通りであったら、この大きな猫はリエーフくん？

｢ど、どうしたの？？｣

引っ付かれたまま聞けば、リエーフがライオン化してしまったらしい。(猫じゃなかったんだ)

理由を聞いてみると山口くんが花を咲かしたことにびっくりしたからだそうだ。

リエーフくんを抱えながら、山口くんのところに行くとツワブキの花を咲かしていた。

黄色の綺麗な花。意味は謙遜、謙譲、愛よよみがえれ、先を見通す能力。

今日なんか、奇病日和なの？