【ハイキュー】奇病者になりました【２】

奇病16 ページ16

10時就寝、及川さんの所へ行こうとすると、二口くんに話しかけられた。




｢Aどこ行くんだよ？」




｢ん？及川さんの部屋」





そう言うと、怪訝そうな顔をされた。





｢男と2人っきりで寝てるってこと？」




｢ま、まぁ。私、大人数で寝ると緊張しちゃって。別に及川さんなにもしないよ？」




｢そーいうことじゃねぇーっての」




おでこを軽く小突かれる。軽くって表示したけど、痛かったです。(岩泉さんのはもっと痛い)




｢男と2人っきりっていう時点でおかしいんだよ。お前、無防備過ぎんだろ。いつか襲われても知らねぇーぞ」




襲われるとか食べられるとか、私は兎とかリスみたいな小動物でも、草食動物じゃないよ！！




考えていることが表情に出ていたようで、二口くんにため息を吐かれた。




｢まじでいつか襲われんぞ。....気をつけろよ」




｢よくわからないけど、わかった」




そう素直にいうと、二口くんが私の頭をなでた。少し顔を上げて、二口くんの表情を伺うと優しい笑みをを浮かべていた。




なんというか、その表情は及川さんに似ていた。

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