最悪な買い物タイム ページ10
安「どうぞ」
やっぱ凄いねこの車。確か、RX7だっけ？
あと、安室さんカッコイイね、さり気なくドア開けちゃってさ。
最悪なことに助手席を…この人の助手席には乗りたくないね〜まぁ乗るけどさ。
『ありがとうございます』
安「いえ」
バタンッ、ガチャッ、バタンッ、ブゥーン
安「あっ、そういえば、まだ名前言ってませんでしたね。
僕の名前は安室透です。あなたは？」
『私は個人情報は必要最低限しか教えない主義なので』
安「それは失礼ではないですか？
相手が名乗ったら、自分も名乗る。それが礼儀ではないでしょうか」
『では、蔵岡奈津子とでも言っておきましょうか？』
安「それは本当に本名ですか？」
『もちろん偽名ですが？』
安「本名を言ってくださいよ」
『そうですね、じゃあ、あなたが本名を言ったら、私も言ってもいいですよ』
安「安室透は本名です。変なこと言わないでください」
『あなたは平然と嘘をつく方のようだ。そうでしょ？ゼロに所属している降谷零さん』
安「な、なんのことでしょう。私はそのような人、知りませんよ」
『惚けても私はあなたの本名や仕事を知っている事は変わりありません』
降「なんで、お前がその名前を知ってるんだ！」
『まぁ、それは後々コナンくんたちにも一緒に話しますよ。安心してください。
コナンくんにも言いましたが、この事は奴らには言いませんから。
それだけは約束します』
降「なんであいつらのことを知っているかは、その時に聞くとして、まぁ、信じるよ。
嘘を言ってるようには見えないからな」
『ありがとうございます』
降「そろそろ君の名前を言ってくれないか？」
『コナンくんには教えちゃったしいいか。
私の名前は天道A、教えたんですから、ちゃんと覚えてくださいよ？』
降「あぁ、もちろん忘れないさ」
『それならいいですけどね』
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作者名：ゆい | 作成日時：2018年1月10日 16時
