キッドは相変わらずキザだ ページ16
平「もうすぐやな。俺が捕まえてやるで!」
コ「ふっ、服部にはやらねぇよ」
『どっちでもいいでしょ。私はちょっとそこら辺散歩してくるね』
和「早よ戻ってこんとキッド来るで」
『分かってるよ』
私はそう言ってみんなから離れる。散歩なんて嘘だ。キッドに会うために屋上へ行く。夜風に当たりながら綺麗な満月を眺める。
ガチャッ
キ「お嬢さん、ここにいては風邪を引いてしましますよ」
『大丈夫よ。私はそんなヤワじゃないから』
キ「ってなんだ、優衣華だったのか」
『気づいてなかったの?』
キ「いや、誰か女がいることしか……」
『はぁ』
キ「ってかなんでここにいるんだ?名探偵達は下にいたけど」
『私は久しぶりにあなたに会ってみようと思っただけよ』
キ「もう俺のこと好きになってくれたのか!」
『前から快斗のことは好きだよ』
キ「えっ…///」
『弟みたいで』
キ「って俺たち同い年だろ!」
『じゃあ双子の弟』
キ「なんだよそれ…」
『元気にしてた?』
キ「あぁ、心配してくれるのか?(ニヤニヤ」
『えぇ、弟を心配する姉のような気持ちよ』
キ「チッ、で?優衣華は元気だったか?」
『えぇ、見ての通りよ。それでそのビックジュエル、パンドラか確認しないでいいの?』
キ「えっ?あぁ」
私がそう言うと、快斗は思い出したようにビックジュエルを満月にかざすが、すぐにがっかりした顔になる。あぁ、違ったんだ。
『まぁ、そう簡単には見つからないよ』
コ「キッド〜!」
バタンッ
『あら、やっと来たのね』
コ「って優衣華!なんでまた屋上にいるんだよ。しかもキッドと2人きりで……」
『2人きりになったのは、コナン君が早く来なかったからでしょ?』
コ「チッ、兎に角キッド!覚悟しやがれ!!」
キ「げっ、では優衣華、また今度ゆっくり話でも…」
最後に私の手の甲にキスをしてキッドはハンググライダーで逃げた。うわぁ、キザ。
コ「怪盗キッドの野郎!!優衣華にキスしやがって!!」
『そこ?』
コ「おい優衣華」
『え、なに?』
コ「こっち来い」
いやいや、新一がこっちに来ればいいでしょ、と思いながらも新一のところへ行くと、手を取られ、手の甲にキスをされる。わたしが“なんでキッドと同じ?”と聞くと、“消毒だ”と答えてくる。
それで終わりかと思えば、今度はしゃがまされ、今度は何をするのかと思えば、口にキスをしてくる。いや、キッド口にキスはしたことないよ?
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ゆい(プロフ) - うたプリ大好き?さん» ありがとうございます!時間ができたらぜひ更新しようと思っています! (2020年5月18日 18時) (レス) id: 4d0148218e (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - ↓すみません、このコメントは私(作者)なものです (2020年5月18日 18時) (レス) id: 4d0148218e (このIDを非表示/違反報告)
Александра(アレクサンドラ)(プロフ) - 桜愛さん» ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです! (2020年5月18日 18時) (レス) id: 4d0148218e (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 更新再開楽しみにしています! (2020年5月12日 23時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
桜愛 - 続きが楽しみです!頑張ってください! (2019年10月23日 17時) (レス) id: 193d98d6bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆい | 作成日時:2017年12月24日 18時