プロポーズ ページ8
『あぁ、楽しかった!』
零「良かった。ほら、ソフトクリーム」
『ありがとう!ん〜!美味しい!』
零「なんか、今日はいつもとキャラ違うな。なんか女子っぽい感じ」
『いつもは女子っぽくないってこと?』
零「///いや、どっちも可愛い」
『///零こそカッコ良すぎ』
零「最後はやっぱ観覧車か」
『そうだね』
零「もうすぐ頂上か」
『わぁ、眺めいいね!』
零「優衣華」
『どうしたの?』
零「優衣華、俺と結婚してくれ!」
膝をつき、指輪の入った箱を開け私の前に差し出す。
『///もちろん!』
零「本当か!」
『///こんな嘘つかないよ』
目から温かいものが流れる。
零「ど、どうしたんだ?嫌だったのか?」
『///馬鹿っ!嬉し涙に決まってるでしょ!』
零「///よかった」
『///前OKしたでしょ?』
零「///あの時は、指輪もなかったし、準備もしてなかったから…」
『///準備してくれたんだ。ありがとう』
目を閉じ、どちらからともなく、顔を近づけ、零の唇が触れる。
そして、私達の乗っているゴンドラが下に近づいたので、名残惜しいようにゆっくり離す。
零「///優衣華、好きだ」
『///私も、好き』
零「降りるか」
『えぇ』
ゴンドラから降りる時も、手を引き、エスコートしてくれる。かっこよすぎ。
『ねぇ、いつ婚姻届出す?』
零「いつがいい?」
『私は特にこだわりわないんだけど』
零「優衣華の両親にも報告しないとだしな」
『え?やっぱり?』
零「当たり前だろ。嫌なのか?」
『それ自体は嫌じゃないんだけど、2人とも気が早いから。特にお母さんが』
零「まぁ、どっちにしても報告しないとダメだろ」
『確かに何も言わずに色々決めちゃってると、
“なんで私達を仲間に入れてくれなかったのよ!”ってなると思う』
零「そこで声まで真似するな。驚くだろ」
『ごめんごめん。ついね』
零「じゃあ、まず優衣華の両親に報告するか」
『そうだね』
零「2人は今どこにいるんだ?」
『ん〜、わかんない』
零「それ大丈夫なのか?」
『いつものことだし。電話したらすっ飛んでくると思うけど』
零「ははは(呆れ まぁ、このことは今度ゆっくり話し合おう」
『そうだね』
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ゆい(プロフ) - 毬莉さん» こちらこそ、そんなに楽しんでいただけてとても嬉しいです!ありがとうございます! (2020年8月17日 19時) (レス) id: 465e2ee520 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 毬莉さん» 私もそういう展開は当初から考えて……一応、私の時間と心に余裕があれば続編を作る予定なので是非その時には見てください。 (2020年8月17日 19時) (レス) id: 465e2ee520 (このIDを非表示/違反報告)
毬莉 - 今日一気見しました!個人的には最後に組織の幹部との再会があったら…なんて思いましたけどすごくいい作品でした!私に感動とワクワクをくれてありがとうございます。 (2020年8月16日 2時) (レス) id: 6812348321 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - ジュナさん» そう言っていただけると嬉しいです!ありがとうございます! (2020年4月19日 23時) (レス) id: 4d0148218e (このIDを非表示/違反報告)
ジュナ(プロフ) - 一気に全部読ませていただきました。とても面白かったです! (2020年4月11日 1時) (レス) id: 55c9c1f989 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆい | 作成日時:2018年4月25日 9時