こんな時にまで寝坊しちゃうなんて! ページ6
『マネージャー!』
マ「真琴、本当に辞めちゃうの?まだ間に合うわよ?」
『マネージャー、実は私_____』
マ「本当なの!?」
『えぇ、今まで黙っててごめんなさい』
マ「でもあなたが警察、しかももうすぐ警察庁長官になるだなんて」
『警察庁長官っていうのは私も驚いてるけどね』
マ「まぁ、そういうことなら仕方ないわね」
『それで、クリスは私の追ってた組織のメンバーだったの。
クリスはもういなくなった。新しい人生を始めたの。詳しくは言えないけど』
マ「そう、でもどうするの?引退会見」
『私が変装してやるから大丈夫よ』
マ「まぁ、頑張って」
『えぇ、もちろんよ』
一応、2つの引退会見は無事終えることができた。
どっちも、すごい記者に理由迫られたけど…
マ「もう、この世界に戻る気はないの?」
『警察でいる限りは複業無理だからね』
マ「それもそうね。でも、もしまたこの世界に戻りたくなったら、
その時は私をマネージャーにしてちょうだいね」
『もちろんよ』
プルルルル
『もしもし?』
零「優衣華か?」
『私にかけたんだからそうでしょ』
零「そうだな」
『で、どうしたの?』
零「なぁ、2人で出掛けないか?」
『デート?』
零「///あ、あぁ」
『いいけど、車の方がいい?』
零「いや、迎えに行く。今どこだ」
『今は天道華恋の家だよ。ここ出るから荷物整理してて』
零「明日暇か?」
『あぁ、明日は橘真琴の家を整理しようと思ってたけど、
零とデートできるならそっちが優先だよ。急がないしね』
零「ありがとな。じゃあ明日の朝はどこにいるんだ?」
『今日中にここは殆ど終わると思うから、橘真琴の家だよ』
零「そうか、じゃあ明日の8時に行くな」
『わかった。楽しみね!』
零「///また明日」
『また明日!』
ふふっ、零とデートか。楽しみ〜!
ピンポーン
『ん?誰?』
ガチャッ
零「なんだ?まだパジャマだったのか」
『え?零?なんでこんな早い時間に?』
零「何言ってんだ。もう約束の8時だぞ」
『えっ!本当だ!ごめん、今着替えてくるから!』
零「飯は食ったのか?」
『まだだよ。インターホンで起きたんだから』
零「なら俺がなんか作るから早く顔洗って着替えてこい」
『ありがとう!』
バタバタバタッ
414人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆい(プロフ) - 毬莉さん» こちらこそ、そんなに楽しんでいただけてとても嬉しいです!ありがとうございます! (2020年8月17日 19時) (レス) id: 465e2ee520 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 毬莉さん» 私もそういう展開は当初から考えて……一応、私の時間と心に余裕があれば続編を作る予定なので是非その時には見てください。 (2020年8月17日 19時) (レス) id: 465e2ee520 (このIDを非表示/違反報告)
毬莉 - 今日一気見しました!個人的には最後に組織の幹部との再会があったら…なんて思いましたけどすごくいい作品でした!私に感動とワクワクをくれてありがとうございます。 (2020年8月16日 2時) (レス) id: 6812348321 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - ジュナさん» そう言っていただけると嬉しいです!ありがとうございます! (2020年4月19日 23時) (レス) id: 4d0148218e (このIDを非表示/違反報告)
ジュナ(プロフ) - 一気に全部読ませていただきました。とても面白かったです! (2020年4月11日 1時) (レス) id: 55c9c1f989 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆい | 作成日時:2018年4月25日 9時