【猗窩座】あした、君と生きる【成り代わり】

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慶「恋雪、ちょっとおいで」

貴「？？ うん、わかった。」




ある日、慶蔵さんから急に呼ばれた。

...なにだろう。

私、何か家事でやらかしたのかな。

今朝作ったお味噌汁の味が
薄すぎたのかな。




慶「ここで座って、ちょっと待ってな」

貴「うん」



連れてこられたのは
いつも慶蔵さんと狛治さんが鍛錬をしている稽古場

ますますなんで呼ばれたのかわからない

しかも何で待たされてるの？

何だろう、と考えていると。



慶「狛治、お前もここに座って」



慶蔵さんは狛治さんを連れてきて
稽古場に戻ってきた。

そして私の目の前に彼を座らせる。

慶蔵さんは私の隣に座った。



慶「この道場継いでくれないか、狛治。」



狛治さんがこの道場を継ぐという話。

確かに門下生が狛治さん一人なんだ、
継ぐのは彼しかいない。

そんなことを考える。



慶「恋雪もお前のことが好きみたいだし。」









狛「は？」

貴「え？」






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