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貴「....」

煉「言っただろう!!!俺は如何なる理由があろうとも鬼にはならないと!!」



煉獄さんがそう言うと、
猗窩座は不機嫌な顔をした。

そして笑った。




猗「杏寿郎、わかったよ。Aのこたえを聞いたらまずは君を殺そう。さあ、Aはどうなんだ?もう鬼も同然なんだからなるだろう?」




私を舐めてもらっては困る。


私は今、みんなを守るための力を得るために
鬼になりかけてしまってるんだ。


猗窩座、お前みたいにただ自分の強さを求めて殺戮を繰り返すような者になるために、わざわざ自分から鬼になろうとしているわけではない。


こたえは、もう決まっている。




貴「 ...あんた、バカ?」




鼻で笑ってやった。

それと同時に猗窩座から血管が プチ ときれた音が聞こえた。




猗「そうか。やっぱり気分が変わった。A、お前から殺す、しね。」

貴「そう言われてはい、死にますって言う人がいるとでも?」




猗窩座が構える。

私も刀を抜く。

いつもより、刀の色が暗くて、吸い込まれそうな色をしているとなんとなく、思った。




煉「A、おまえ....!」

貴「煉獄さん。私、煉獄さんを、みんなを守るためなら何かを失ったって構わない。たとえ人でなくなってしまっても___。」




そう笑った。

そして煉獄さんを掴み、
炭治郎と伊之助の元へ放り投げる。

...乱暴にしちゃってごめんなさい。




猗「話は終わりか?お前らが話終わるのを待っててやったんだ、さあ、始めるぞ。俺が死ぬか、Aが死ぬかの戦いをな...!!」

貴「望むところよ...!!」




守るべきものが、私にはある。





その時点で、
私の顔はどう見ても殆どが鬼だった。

でも、血が流れて、お腹も完全に復活したのに
人を食べたいとは全く思わない。

私は内心、鬼なのかただの化け物なのかわからなかった。





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設定タグ:鬼滅の刃   
作品ジャンル:アニメ
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みいこ(プロフ) - 綾織さん» うおおおおおその通りなんです...不器用なんです...これからもそんな夢主ちゃんの頑張る姿wl見守ってあげてください!!コメントありがとうございます(*^-^*) (2019年12月27日 22時) (レス) id: 9475ebda40 (このIDを非表示/違反報告)
綾織 - この夢主ちゃん、周りの人を思うが故に空回りしちゃう、いわゆる不器用なんですよね…でもそんな所も可愛いというか… (2019年12月27日 21時) (レス) id: 68bb132a93 (このIDを非表示/違反報告)
みいこ(プロフ) - 歩美さん» ご指摘ありがとうございます!!僕と私がごっちゃになってましたね(滝汗)訂正させて頂きました! (2019年12月27日 13時) (レス) id: 9475ebda40 (このIDを非表示/違反報告)
歩美(プロフ) - お館様の一人称は私だっと思います! (2019年12月27日 12時) (レス) id: da227d5396 (このIDを非表示/違反報告)
みいこ(プロフ) - 月の歌姫さん» コメントありがとうございます!!そう言って頂いてめっちゃ嬉しいです(号泣) これからもそう思っていただけるよう、頑張りたいと思います!!本当に励みになりま、ありがとうございます!! (2019年12月26日 17時) (レス) id: 9475ebda40 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みいこ | 作成日時:2019年12月17日 16時

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