幸せを掴みとれ【童磨】

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「は？」


俺は見えたその光景に言葉を失う
俺にとったらありえない状況だったからだ




「や、やめて、助けて...！！」

「安心しろ、すぐ殺してくってやるから」

「女は久々だなあ早く殺.そうぜ」




襲われている女はAちゃんじゃないか

どうしてこんな山の中にいる？
どうして家にいない？置き手紙は読まなかったのか？




「キャ、痛い！！！」




Aちゃんの肩から血が流れる




「おーい、逃げんなあ。一発で殺.れねえだろ」




Aちゃんはお前らみたいな下級の鬼が喰っていい女じゃない

Aちゃんを取り入れるのは俺だ

...あの鬼どもがAちゃんを殺したら、
俺がAちゃんを奪えばいいか。そうしよう。




「助けて...童磨さん...」

「童磨ｧ？だれだあソイツh....ｶﾊｯ」



Aちゃんが俺の名前を呼んだその瞬間
身体が勝手に動いた
勝手にその鬼を蹴飛ばした





「手を出すな」




俺はさっきあんなことを考えてたけど、
実際は冷や汗が止まらなくて。
身体は正直だったらしい。








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