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Aが椅子からぐらりと倒れたところを、ゾロが間一髪で受け止めた。
｢あ、ありがとう｣
｢危なっかしいからお前はもう隅でしゃがんどけ｣
何事かと思い落ち着いてから甲板に出る。周りにほかの船はなく、砲撃が来たとは考えにくい。あの揺れが来たタイミングも考えると……。
｢Aが、やったの？｣
｢うん、星を降らせたの、ほら｣
そう言って再び指を絡めて上に視線を向ける。Aが見た方を見上げると、すごい勢いで落ちてくる物体。
｢お、おまえ、星っていうか、隕石じゃねェか！！｣
｢ぎゃー！ ぶ、ぶつかるのかー！？！？｣
｢あ、ご、ごめん｣
騒ぐウソップとチョッパーにAが慌てて両手を離すと、あんなに速く落ちてきてた隕石はいつの間にか無くなっていた。すごい、こんなの、使い方次第で世界も滅ぼせる。もし世界政府に見つかりでもしたら、Aの身まで危ない。かなり強い能力ではあるけど、使うのは控えた方が良さそう。
｢これができるならいつでも逃げられたんじゃねェのか？｣
フランキーの質問に確かにと頷くルフィとウソップ。そんな反応にAは困ったように眉を下げた。
｢いつも足枷をつけられててね、それつけられてるとなんもできなかったの｣
｢海楼石ね｣
Aは悪魔の実の存在を詳しく知らなかったみたいだけど、村の人間は少なからず海に弱いことは知っていた。だとしたらAの生活や情報は、かなり制限されていたと考えられる。
未だにゾロに身体を預けているAに、胸が痛んだ。
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北沢 - 面白かったです‼️ 続きが気になる〜😆応援シテマスッ😆 (8月30日 19時) (
レス) @page30 id: 97f09e59d6 (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - あまねさん» 夢主ですかね？？ありがとうございます꒰ঌ；；໒꒱ (8月27日 18時) (レス) id: e65690d19e (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - 名無しのゴリラさん» 一番だなんて嬉しいです〜〜；；ありがとうございます！！！！ (8月27日 18時) (レス) id: e65690d19e (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - てんしか (8月27日 2時) (レス) @page29 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
名無しのゴリラ - ワンピースの小説で一番好きです💕最新待ってます！愛す (8月25日 20時) (レス) @page29 id: fa8371b6ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あ | 作成日時：2022年9月29日 18時
