気まぐれ短編集〜気まぐれMIX編

inar (続兄弟)真夏日 ページ32

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暑い。暑すぎる。何でこんなに暑いんだ。
あ！大貴アイス食ってる！



「 大貴ひと口ちょうだい 」

「 やだ…もう一個あるでしょ？ 」


大貴が食べてるオレンジの棒アイスを、唇ごと奪う。


「 んふぁ…おちちゃう… 」

「 …大貴が？ 」

「 違う…ふ 」



アイスを舌で押すとじゅんわりと溶けて、口からアイスが離れたとき、大貴の手を開かせてわざとそれを落とした。

それから一気に大貴の冷えた唇に自分の唇を当てる。まだ熱を持つ俺の唇に大貴は溶かされていく。


身体同士は暑さもあってすごい熱を持っていて、ただ密着してるだけでも物凄い量の汗が出てくる。
少しでも涼しい状態でしたくて、纏っていたものを全て無くした。


「 おにいちゃ… 」

「 暑くてもするよ？ 」


いつもは大貴の部屋でしてたけど、リビングでするのは初めてで、思いのほか声が響くから大貴は声を抑えてるみたい。


「 大貴声出せよ 」

「 だって、んっ… 」


録音して寝てる時に流してあげたい。
俺だったら寝れないね。


「 お兄、ちゃん、ちゅ、して、？ 」

「 いいよ、 」


まだゆっくり突いてて感じ始めたくらいだったから、大貴には物足りなかったのかな、？

わざと水音を鳴らしてやると大貴も興奮してきたみたい。
俺はだらしなく唾液を垂らして舌を絡める。


「 けいにい…んふ…おにいちゃ 」

「 大貴…好き… 」


突くスピードを速くすると大貴はベタベタな身体をくっつけてくる。
体温がより一層熱くなった時、俺達は同時に果てた。



「 大貴はアイスより甘いね、 」ちゅ

「 ん、お兄ちゃんは棒アイスの棒みたいだけど何でそんなんなのに俺のこと気持ちよく出来るの…？ 」

「 大貴のこと好きだからね 」



大貴の中に入るのはそんなんじゃないからね←





真夏日


…To be continued？


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