ようこそ。 ページ1
暫くの間意識がなくなっていたようだ。真っ暗な部屋で目を覚ます。
『此処は何処だ？まさか誘拐でもされたのか？誘拐されたのなら私は何故こんなに落ち着いてい
る…？普通は焦る筈なのに何故…？。』
妙な安心感がある部屋だ。本能的にここには人が居る、知り合いが居るとでも察知したのだろうか？
恐る恐る辺りを見回してみる。
○○○「ひゃ！？…だ、誰か…居るの…です…か？」
怯えた様な声。誰だって知らぬ間にこんな真っ暗な部屋に居たら怖がるだろう。返事の言葉をしようとした時、部屋に響き渡る大きい音と共に部屋の明かりがついた。
ーーーーーー
部屋の中心に華奢な中学生と思われる女子が立っており自分も含め部屋にいる人物の多くはその女子へと目線が向かった。
？？？「皆さん、お目覚めになられたようですね。それでは、説明タイムといきましょう。と…その前に皆さん大分混乱されているようですね？混乱されては折角のゲームも楽しめません…。状況整理タイムを取りましょう。時間はたっぷりとありますし。」
◇◇◇「普通仕切り役が必要だろ、まず話すためには名前を知っておかないと不便だ。お前は恐らくこの状況が分かっていて尚且つ俺達が何故此処に来たのか知っているんだろ？皆混乱しているんだ。まずお前から名を名乗れ。その後に俺達も適当にやっていくさ」
◇◇◇が？？？の方を指差せばそう言う。この人は混乱をしていないのか？不安ではないのか？そんな疑問を抱きつつも？？？が口を開ける
アルネ(？？？)「随分と冷静しておりますね？確かに話すためには自己紹介…いやはや忘れておりました。お礼を言いましょう。そして参加者に聴かれたことは出来る限り返答するのが良いですよね。私はこのゲームの司会役…いえゲームらしくゲームマスターと言ったところです、そして名は…アルネ…アルネとお呼びください。」
◇◇◇の冷静さに驚いたか如く目を見開く。まるで今も精一杯生きている人間のような豊かな表情で言葉を口にしていく。
『アルネと名乗るゲームマスターは何回かゲームと言う言葉を口にしているが、私達をこの部屋へ連れてきてゲームをさせるとでも言うのか…？いやそうだったら相当な不審者だな…。じゃあ何のために…？』
やはりまだ混乱と緊張で喋ろうとしない人が多い。およそ10人以上いる中で皆が誰かが喋るのを待っている。こうしても無駄な時間が進むだけだ。私は勇気を振り絞って自分の手を胸に置きこう言う…
2話に続く
続く
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、 - ｢間｣や｢改行｣などしないんですか？ただ、字をだらだらと並べてるだけでは読みにくいですよ？作者なら読者に見えやすく作品を作るのも義務だと思います。 (2020年5月27日 4時) (
レス) id: 5873f0fb76 (このIDを非表示/違反報告)
カップ - 説明文では言いませんでしたが『』の中の文字は心の中で思っている文字。「」の中の文字は周りに喋っている文字です (2020年5月27日 4時) (レス) id: 83357eeccc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カップ | 作成日時：2020年5月27日 4時
