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仁人「あ…」
俺は、それを聞いて何かを思い出し、自由になった手で、自分のズボンのポケットをまさぐってみた。
あった…。
そうだ、たしかあの公園で、バンビの首輪が外れそうだったから、俺が外して預かってたんだっけ…。
そう、俺のポケットには、電源の入ったハート型のアクセサリーがつっこまれていたのだ。
それが、椅子ごと倒れた時に電源がオンになったんだ。
「これが無かったら、きっとジント君を見つけられなかった…」
これのおかげで、俺はまたAちゃんと会うことができたのか…。
そして、俺、助かったのか…？
舜太「で、ジントさんをこんなとこに閉じ込めたストーカーはどこにおるん？刑事さんに逮捕してもらおう！」
仁人「そ、そうだ…。早くここから出よう…。もうすぐ帰って来るかも…」
「安心して。上で刑事さんが待ってるから」
そして、Aちゃんは俺の手を引いて、階段の方へと導いてくれた。
「何であんたがここにいるの？」
しかし、階段の上の扉の前で、黒い服の女が大きく目を見開いて、Aちゃんをにらみつけているのが見えた。
黒い服の女「何でここにいるの？私のマサトに何してるの？ねえ？その手を放しなさいよ！！！」
鬼気迫る表情で、女は一段ずつ階段を下りてくる。
舜太「こ、こいつがストーカー…？」
黒い服の女「ストーカーなんてひどい言い方しないで。私はマサトの妻なんだから」
舜太「うわぁ…。っていうか、刑事さんは？！」
黒い服の女「刑事？あぁ、あの男？それなら、私を捕まえようとしてきたから、殺しといたわよ？」
そう言うと、女は手に持ったナイフを俺達に見えるように差し出した。
その刃には、べったりと赤い血が付いて、よく見ると、女の体にも血しぶきが付いている。
黒い服の女「あなた達も殺して、一緒に埋めとかないと…。余計な仕事増やさないでくれない？」
舜太「なんやねんこいつ…。思ってた以上にやばい奴やん…」
仁人「やめてくれ！！この二人には手を出さないで！！お願いだから！！」
こいつを止めるには俺がこういえば大丈夫だ。
これで二人は助かる。
俺がこいつを抱いてやれば、それで全て…。
黒い服の女「無理よ。この場所ばれたし、殺しも知られたし、生かしてはおけない。それに、マサトと私の仲を邪魔しようとしてるのよ？いくらマサトのお願いでも、もう聞けないわ」
しかし女は聞く耳持たず、ナイフを振り上げて舜太君に襲い掛かった。
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milkssss(プロフ) - ひぃさん» いえいえこちらこそ変な捉え方をしてしまい申し訳ありません！続きも頑張りますのでよろしくお願いします！ (2020年3月8日 15時) (
レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - 良い意味で面白い展開で予想外でした！私の伝え方で誤解を与えてしまったようですみません。続き楽しみにしてます！ (2020年3月6日 3時) (レス) id: 6c73ae34c1 (このIDを非表示/違反報告)
milkssss(プロフ) - いちごさん» 感想ありがとうございます！そんな風に言ってくださると、書いてよかったって思います。ありがとうございます！続きも頑張ります！ (2020年3月2日 18時) (レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
milkssss(プロフ) - ひぃさん» 感想ありがとうございます！予想外になってしまって申し訳ないです…。続きも頑張って書いていきますので、良ければまた読んでくださると、嬉しいです！ (2020年3月2日 18時) (レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
milkssss(プロフ) - みるくさん» 感想ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！今日からまた続きちょこちょこ書いていくので、良かったら読んでみてください！ (2020年3月2日 18時) (レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：milkssss | 作成日時：2020年2月26日 19時
