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俺は何やら椅子に座らされている様で、足は椅子の足に手錠のようなものでがっちり固定され、両手は椅子の後ろでこれもまた手錠のようなもので縛られているらしい。
更に後ろを振り返ると、この椅子すらもチェーンのようなものでこの陰湿な部屋の柱に結び付けられている様だった。
仁人「え…？なんでこんな…？！」
黒い服の女「だって逃げられたら困るもん。もうあなたはずっとここで暮すの。私と一緒に…」
不気味な笑みを浮かべる女は、そう言いながらこちらへゆっくりと近づいてくる。
黒い服の女「やっと二人っきりだね…。ずーっと探してたんだよ？あの川原でマサトの頭を殴って気絶させて、こんな風にここに連れてこようと思って車を回して来たら、あなたどこかに行っちゃってたもん…。それがまさかあんな女のところに行ってたなんて…」
じゃあ、俺があの川原で倒れていたのは、この女のせいなのか？
そしてこいつは、俺の目の前までやってきて、その両手で俺の頬を挟み込んだ。
黒い服の女「やっぱりカッコイイ…。でもこれで、もうマサトは私のもの…」
こいつの顔を見てるだけで頭が痛い。
それなのに、こんなことまでされたら、更に頭が割れるように痛い。
脳みそが削り取られるような鋭い痛みが走る。
仁人「は、放せよ！！触るな！！」
黒い服の女「照れなくてもいいのよ？私達、あんなに愛し合ってたじゃない。それも覚えてないの？」
仁人「覚えてない！！俺はお前なんか知らない！！」
黒い服の女「ひどいなぁ…。でも大丈夫。すぐに思い出させてあげるから」
そう言うと、この女は自分の服のポケットからスマホを取り出して、その画面を俺に見えるように差し出した。
その画面には何やら画像が表示されている。
黒い服の女「ほらこの画像、覚えてない？」
それは、年配の男女が倒れている画像のようだ。
俺はそれを見た瞬間、今まで感じたことがないほどの頭痛と吐き気に襲われ、全身に脂汗が浮かび、何も考えられなくなった。
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milkssss(プロフ) - ひぃさん» いえいえこちらこそ変な捉え方をしてしまい申し訳ありません！続きも頑張りますのでよろしくお願いします！ (2020年3月8日 15時) (
レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - 良い意味で面白い展開で予想外でした！私の伝え方で誤解を与えてしまったようですみません。続き楽しみにしてます！ (2020年3月6日 3時) (レス) id: 6c73ae34c1 (このIDを非表示/違反報告)
milkssss(プロフ) - いちごさん» 感想ありがとうございます！そんな風に言ってくださると、書いてよかったって思います。ありがとうございます！続きも頑張ります！ (2020年3月2日 18時) (レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
milkssss(プロフ) - ひぃさん» 感想ありがとうございます！予想外になってしまって申し訳ないです…。続きも頑張って書いていきますので、良ければまた読んでくださると、嬉しいです！ (2020年3月2日 18時) (レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
milkssss(プロフ) - みるくさん» 感想ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！今日からまた続きちょこちょこ書いていくので、良かったら読んでみてください！ (2020年3月2日 18時) (レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：milkssss | 作成日時：2020年2月26日 19時
