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仕事が終わり、私のスマホにメッセージが届く。
『第三会議室で待ってる』
それを見た私は、ゆっくりと深呼吸をして、会議室のあるフロアへ向かった。
会議室が並ぶフロアで、一番小さな第三会議室。
貸し切りの札が掛けられ、すでに磨りガラスの向こう側には照明がついている。
きっともう中で柔太朗が待ってるんだ。
私は再び深呼吸をすると、震える手で扉のノブを回し、中へ入って行った。
柔太朗「お疲れ。じゃあ、早速で悪いんだけど、Aの答え、聞かせてくれる？」
部屋の中で、彼は椅子がいくつも並べられているにもかかわらず、それに座らずに窓際にもたれ掛りながら私が来るのを待っていたようだった。
「私の…答えは…」
一瞬の静寂が私たちを包み込んだ。
心臓が高鳴って、まるで柔太朗の心臓の音も、激しく鳴り響いているのが聞こえるぐらいに、とても静かだった。
そして、私は深呼吸して、ゆっくりと、決断を下した。
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milkssss(プロフ) - ひぃさん» コメントありがとうございます！最後までお付き合いいただけると、嬉しいです！ (2020年2月25日 21時) (
レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - 続き楽しみにしてます！ (2020年2月25日 2時) (レス) id: f0de405ab0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：milkssss | 作成日時：2020年2月19日 15時
