あと1センチの恋【JK】完 (ページ25)

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JK「入れていい？」

『…うん…』

きっと見なくても分かる。

私のとろとろのそこは、すでにグクを迎え入れる準備はできていて

その入り口に硬い欲があてがわれるだけで、また中からじわっと溢れ出るものを感じた。

グクがゆっくり私の中に入ってくる…

『んんっ…は、…ぁっ…』

ものすごい圧迫感と、中を押し広げられる感覚に思わず腰が引けるけど、

グクの両手でしっかり掴まれて、逃してなんてもらえない。

『あ、んっ…ふぁ…っ』

初めはゆっくりだったグクの動きが次第に早くなっていって、肌と肌のぶつかり合う水音が部屋中に響き渡る。

JK「…っ…は…、」

時々漏れるグクの色っぽい声にドキドキが止まらない。

その度に中をぎゅっと締め付けてしまうのは仕方のないことなのに、

JK「っ…それ…わざとやってるの？」

『んんっ…ぁ、…ち、ちがっ…』

JK「っ…少しだけ力抜いて」

『んぅ…っ…む、り…』

JK「…っは、ぁ…」

グクは私の背中の下に両腕を差し込んできて、繋がったままぐいっと私の体を抱き起した。

『…ひゃっ…あ、…グク？』

いきなりのことにびっくりするけど、それよりもひどい目眩に襲われて

さっきまでは寝ていたからマシだったのか、体を起こせば視界がぐわんぐわんする。

到底自分1人の力じゃバランスを保てない。

グクはそれを知ってか体がぴったりくっつくぐらい強く抱き支えてくれて、

私も力の入らない腕をなんとかグクの首に回した。

首の座らない頭がカクンと後ろに倒れそうになっても、すかさずグクが受け止めて自分の方に引き寄せてくれるから。

そんな仕草にドキッとして、グクの首筋から香る
汗と香水の混ざったような匂いにも、

また胸が高鳴った。