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『…グクっ』









火照った体は正直で、隣にいるグクのぬくもりが恋しくてたまらない。



手を伸ばせば触れられる距離にあるそれ。



私は我慢できずに、グクの逞しい体にぎゅっと抱きついた。









JK「Aっ?」








分かりやすく困惑したグクの声も無視して、ぎゅうぎゅう抱きつけば、









JK「酔ってる?」



『…酔ってる』



JK「水持ってこようか?」



『いらない』



JK「……俺のこと、怖くないの?」









不器用な私はうまく伝える方法がわからない。

それでも回らない頭で必死に考えて、




私は自らグクの唇にキスをした。









『…んっ』



JK「…っ!…」









触れるだけのキスをしてから体を離すと、大きく目を見開いたグクがいて、









JK「な、なんで?」



『…怖くないから、こうしてるの』



JK「それって…」



『嫌じゃ、なかった。だから大丈夫…』



JK「A…」









少し掠れたグクの声に名前を呼ばれただけで、体がキュンと疼く。







遠慮がちに私の背中に回ってきたグクの両腕。


上から甘いキスが降ってきたのはそれとほぼ同時だった。









『んっ、…んんっ…もっと、』








そうねだれば、徐々に激しさを増してって

入ってきたグクの舌が私の中を貪るように動き回る。









『…ふぁっ…、はぁ…ん…グ、ク』









2人の隙間から漏れるくちゅっという水音と、荒い息遣いに気持ちの高ぶりは止まらない。



長い間抑え込んでいた恋心に火がつけば、理性なんて簡単にどこかへ飛んでいってしまって、






気づけば……









『んっ…ぁ…グク……したい』

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設定タグ:ジョングク , テヒョン , BTS   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:抹茶 | 作成日時:2021年3月8日 17時

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