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「……怪盗病、ってやつだね。」
病院の先生は言った。
聞いたことも無い病名。
「………何なんですか、それ。」
「詳しくは…ちょっと。その友達さんとここの病院へ行っておいでよ」
そう言って渡された、ボロくて小さな地図。
山奥の山奥の、病院。
「怪盗病専門病院。紹介状渡しておくから、行ってね。」
それだけだった。
たった、それだけだった。
視線が冷たかった。
言葉が冷たかった。
その行動から、怪盗病とやらは嫌われものの病気らしい。
嫌われもの。
グサッとくる言葉だ。
……
無感情のまま、病院を出て。
三人に連絡を取ってから、
その足で怪盗病専門病院へと向かった。
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夜桜(プロフ) - 更新頑張ってください!とても面白いですね!更新待ってます! (2018年9月25日 21時) (レス) id: 5d8a965b26 (このIDを非表示/違反報告)
愛汰*(プロフ) - 月野かぐやさん» コメントありがとうございます!とても励みになります〜!!ありがとうございます!!(´∀`*)これからも頑張りますので、どうぞ応援よろしくおねがいします! (2017年11月26日 21時) (レス) id: e946250f8d (このIDを非表示/違反報告)
月野かぐや(プロフ) - 初めまして^^面白いです、更新楽しみにしています! (2017年11月18日 19時) (レス) id: 9df728437b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛汰* | 作成日時:2017年10月19日 19時