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JN side
寝ぼけたままのAが服の袖を掴んだりするから
すごく嬉しかった
っていうのは置いといて
反射的に抱きしめてしまうのは赤ちゃんか？？？
それぐらい早かったと思う
どんだけ弟たちが可愛いのかって聞かれたら、俺の笑顔ぐらい可愛いって答える
多分みんなには引かれるけどね
俺はそれぐらいみんなが可愛いし、大切なんだけどさ
そっと、腕の力を弛めて顔をのぞき込む
Aの顔は見えなかったけど、
首がカクカクしてたから眠くて仕方ないってわかる
JN「あーもう、」
そっと、おでこにキスをする
JN「可愛いんだから」
今俺に出来る精一杯の愛情表現
まあこれがジミナにバレないはずもなく…
JM「え、ヒョン何してるんですか」
JN「…ㅋㅋㅋ」
JM「ジニヒョン…？？」
JN「…(ｽﾝ」
JM「黙らないでくださいよっ！！ジニヒョンっ！！」
JN「あーもううるさいなぁㅋㅋㅋ
Aが起きちゃうでしょっ！！」
JM「えっ、あ、…ジニヒョン…」
素直に謝るジミナは見てて飽きない
ほんとにAが好きなんだなぁ
JM「…A寝てていいんですか？」
JN「ん？」
JM「話があるって」
あーなんて言って今度は窓の外に目を向ける
今日は月が綺麗だ
JN「Aが寝てるのに起こすのは悪いでしょ
それに…こんな寝顔を見てたらもうどうでもよくなったよ」
JM「あー、じゃあ、遠回りしないでもう帰りますね」
その一言で、俺がAとゆっくり話せるように遠回りしてくれてたことに気づいた
こういうジミナのさり気ない優しさ、
モテると思うんだよなぁ
まぁ、俺には劣るけどね
JN「ジミナ、ありがと」
JM「いえ」
それから家に着くまでは誰も一言も話すことは無かった
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作者名：ちきん | 作成日時：2021年9月9日 16時
