もう1人のメンバー 2 (ページ45)

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『なんでこれ、』

鏡に映る自分の姿に軽くため息を吐きながらも
ドアノブに手をかけた時グクの声が聞こえてきて、、
なんでいるのなんて思いながらドアを開ける

あたしの瞳に映るのは
いっせいにあたしを見るみんな
驚く顔の2人、喜んでる顔の1人、、、
そして、引きつってる顔の1人

みんな言いたいことわかるよ
なんであたしがこれ着てるかだよね
でもね、、そんなのあたしが1番聞きたいよ

『、、テヒョナ着替えていい？』

TH「なっ！！だめだよ！！！せっかく着てくれたのに！！」

ｶｼｬｶｼｬシャッター音が止まらない

『ちょっと、てひょ』

シャッター音に嫌気がさして声をかけた時
テヒョンが視界から消えて

JM「なんで、テヒョナの制服着てるの」

あたしの前にいるのはジミナ

俯き気味の顔は見えないけど、
あたしの着てる服を掴む手は震えてる
え、胸ぐら軽く掴まれてるんだけど殴られるの？ㅋㅋ
そんな呑気なことを考えたのは一瞬で

『ちょっと苦しい』

ポンポンと叩いて手を離してもらう

JM「あ、ごめん」

JK「ジミニヒョン、、、
テヒョイヒョンに尋問お願いします」

JM「わかった」

TH「え。え、え！？」

HS「シャッター音止めなよㅋㅋㅋ」

『ん？なに？え？なに？？ちょっとグク！？』

ジミナが離れたと思ったら今度はグクが来て、、
強制的に部屋に押し込められる

『ちょっと、、なに？』

扉を開けてからの展開が早すぎてついていけない、、

JK「何じゃないですよ、、ヌナ、、わかってるんですか」

『わかるって、なにが？』

意味がわからなくてグクを見つめるけど眉間にシワがよる一方でなかなか口を開かない

JK「はぁ、」

やっと口を開いたと思ったらため息、、

JK「、、、早く脱いで下さい」

いきなり部屋に押し込まれたから焦ってるけど
脱げって言われる方がもっと焦るんだけど、

『じゃあ部屋から出て』

JK「やだ」

『はいはい、ありがと、、って、は？！』

JK「早く脱がないなら僕が手伝いますよ？」

今日のグクはおかしい
ほんとに、おかしすぎる

でも、ここで断れば面倒だし、、

『、、、下にTシャツ来てるからいいけどさ、』

素直に従うことにした