もう1人のメンバー 2 (ページ30)

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JK side

みんなが次々にヒョンに愛を伝えてく

ナムジュニヒョンが言ったあと
今度は俺の番

でも、口には出せなくて
今出したら止まんなくなりそうで

すごく、困る

でも、

『グク』

ヒョンの声

『俺の代わりに体重支えてくれてありがとうな』

バレてた
みんなの体重をこんなに細いヒョンは折れるに決まってる
って思ってちょっとだけ、俺がカバーしてたんだけど、、

それはヒョンにはお見通しだったってこと
恥ずかしいけど、それは周りに気を使えるヒョンだからって思うと誇らしくなる

自然と上からヒョンを眺める形になってて

この距離だから
ヒョンの顔も見えて
安心する匂いが鼻を掠めて

歯止めが聞かなくなる

JK「ヒョン

俺いつも言ってますけどほんとに好きです
これが恋だの愛だのわかりません

ただ。ヒョンが好きです

みんな好きです

みんなで、幸せになりたいです

これから先は幸せになる運命だって
昔のヒョンに教えてあげて、
今みたいにみんなで強く抱きしめてあげたいです」

ヒョンの顔が滲む
泣きたくなくても涙は止まらない

JK「ヒョンが今まで我慢してきたことを
これから先たくさんしましょう

動画にして記念に残しましょう
armyのみんなと沢山交流して、みんなで幸せになりましょう

この先どんな事があっても
俺はヒョンの一番の理解者になりたいです」

だから、もう

JK「嘘はつかなくて大丈夫だよ

俺たちだけじゃなく、自分自身にも嘘をついちゃダメだ
偽るのは辛いだけだから」

伝わったかな、俺の気持ち

ううん、ヒョンのことだから理解してくれて
俺の気持ちに答えようとしてくれるはず

『グク、、ありがとう

、、みんな、、、、俺はほんとうは』

強い力で俺は抱きしめられる

それに答えるように抱きしめ返す

震える体は小さくて、
この小さな体で今までずっと頑張ってきたんだって思うと
自然とまた強くなる

ヒョンは凄いよ

ヒョンが話し終わまでの間皆離れなくて、
中心にいる俺はすごく暑かった

でも、そんなのも気にならないぐらいヒョンの話を聞いてて

最後まで話し終わっても
案の定俺はヒョンを好きなままだった

それはどういう好きなのかは今の俺じゃわからなかったんだ