道40 ページ42
疲れたよ。
ねぇ、物の怪よ。
私を{ 幻 }へと連れて行っておくれ。
幼い日に連れて行ったあの場所へ
〜回想〜
疲れたよ。
お勉強、剣道、お琴、書道とかもう疲れたよ。
早く絵が描きたい。
早く、早く・・・。
?「そんなにしたいかい?」
A「うん。疲れちゃった。みんな、私のことなんか道具としか思ってないんだもん。」
?「そうか、なら連れて行ってあげよう。ひと時の{ 幻 }へと。」
A「うん!行く!」
?「さぁ、目を閉じて 1・・2・・3・・・・・・・。」
暗くなったと思ったら明るくなったので目を開けるとそこは草原だった。
明るく、自由な場所だった。
そこには一人の女の子がいた。
A「・・・だれ?」
?「わたしはね、芽衣って言うんだ。チャーリーさんが連れてきてくれたんだ。あなたも?」
A「・・・たぶん。」
芽衣「そっか。チャーリーさんね、わたしがないていたから連れてきてくれたんだ。」
A「わたしもそんなかんじだ。」
芽衣「そっか〜。ならいっしょにあそぼっ!」
A「うん!」
ああ、そうか。
だから、芽衣は私の名前を知っていたのだ。
(人2)ではなくAのほうを。
なぜ、忘れてしまったのだろうか。
たった一人の人間の友人だったのに・・・。
なぜ?・・・・・な・・ぜ?
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はい、ここから続編のほうに行こうと思います。
今まで読んでくださりありがとうございます。
よければこれからも読んでください。
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紅藍@元あからん(プロフ) - 超面白いです!応援してます! (2015年4月2日 14時) (レス) id: a6b244fd92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:芥川黒策 | 作成日時:2014年1月29日 20時