道18 ページ20
細い糸のようなものが建物に括りつけられている。
そして、その中央に芽衣がいた。
糸で固定はされているが、意識はないようだ。
・・・・マズイ。
意識がないのは非常にマズイ。
なんせ、相手は狐である。
しかも、力を使う気がない僕にとって自力で抜け出すことが前提になってくる。
?「ふふふふふ、中々強い霊気を持つ者がおる。しかも、強い邪気を備えておるわ、この娘みたく。」
藤田「・・・貴様は何者だ?」
?「我は、狐。灯狐であるよ。」
鏡花「灯狐?」
小泉「ああ、確か中国で暴走したとされる。狐ですね。人や生き物の命を操ることができるという。」
A「・・・ハーン先生、説明している場合ではないですよ。芽衣は囚われているんですよ。」
小泉「おう、私としたことがすいません。許してください。」
菱田「で、どうするの?」
音二郎「まずは、芽衣だよな。」
A「ああ、そうなんだけど・・・。できれば起きてほしいのがこっちの思いかな〜。」
藤田「・・・難しいな。」
鴎外「ああ、中々起きないものでね。この前も春草がぼやいていたよ。」
・・・目に見える。
とにかく、さりげなくだが炎零を使わない方法でやっていこう。
しかし、どうして芽衣なのかが気になるし、それにどうして芽衣の霊気や魂を吸っていないのかが気になるところだ。
・・・もしかして?
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紅藍@元あからん(プロフ) - 超面白いです!応援してます! (2015年4月2日 14時) (レス) id: a6b244fd92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:芥川黒策 | 作成日時:2014年1月29日 20時