赤色まっしぐら

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.桃side


大毅が泣きながら理由を話してくれた。
それがとても可愛すぎて、もう愛おしい。
やって、俺らの仕事が邪魔になるから甘えるのを我慢してた、て
それで、俺らに甘やかされるのは嬉しいが
この幸せは、一瞬だと分かると寂しくなった、て…

なにその理由。可愛い可愛い。
ほんとに俺らの彼女可愛すぎる。鼻血でそ
流星も同じなのか鼻を抑えている。



「もぅ、大毅可愛ええわぁ。
なんなんもう、俺らのことどれだけキュン死させようとするん？」


「ホンマやで。可愛いすぎて鼻血出そう。」


「もう！！なんなん…おれ、めっちゃ悩んどるのに……」


「ごめん。ごめん。
大毅、俺らのために悩んでくれてたんやな
ありがとう。」


「あ、流星ズルい！！俺も！大毅ありがとうな。」


俺と流星は、大毅のおデコやほっぺに
キスをチュ、と落としていく。
大毅も嫌ではないのか、はにかみながら
俺らのキスを受け入れてくれる。


「大毅、俺と流星もあと少しで撮影終わるねん。やからさ、あと少しだけ待ってて。
会えなかった分、たくさんイチャイチャしよ。」


「うん。」


「俺も。たくさんイチャイチャして
たくさん甘やかしてあげるから。
あと少しだけ、我慢できる？」


「うん。出来る。
……だから、今だけは甘えてもいい？」


「「もちろん。」」



────────────


「いやぁ、大毅可愛ええかったわ。
俺らに会えんと寂しくて寸劇までして
しかも、寝ると俺らに会えんくて寝るのも愚図るとか…」


「ホンマにやばかったわ。
危うく、理性ポーンするかと思ったわ。」


「マジでそれ。よく耐えてくれた俺の理性」



俺と流星はベットでスヤスヤと眠る大毅の
頭を撫でながら話をしていた。
流星の言う通りで理性がさよなら、しそうになった。マジでよく耐えたで俺。




「でも、これからは忙しくても直々甘やかして
あげへんとな。流石に好きな人に泣かれるのは堪える。」


「せやなぁ。
俺も甘やかしてあげたいなぁ。
今日みたいな大毅も可愛ええけど、やっぱ笑ってる大毅が1番可愛ええもんな。」


「せやな。」



俺と流星は軽く会話をした後
大毅を挟んで眠った。

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