FBIの女は暗殺教室にいる

１４話 ページ17

「旨いか？」

『流石と云うべき美味しさ』


僕にゃ絶対作れない
だって、料理下手だから

ただ、秀一が料理出来て、僕が出来ないって言うのはなぁ…………


「A」

『ふぁい？』

「お前の前世はハムスターか栗鼠だな」

『ファッ！？』


ちちちちちちげーし！
前世もちゃんと人間だったし！…………多分


「A、標的はちゃんと殺れそうか？」

『まぁ、うん。大丈夫だと思うよ』

「ほー……期待しておこう」

『秀一の相棒を舐めないで下さーい。』


銃の腕だけは確かだよ！
秀一直伝だからね！


『唯、殺せんせーは死んで欲しくなかったなぁ……』


まだ死んでないけど
これから殺す予定だけど


「何でだ？」


『あのせんせーね、すっごい暖かいんだァ……。良い先生だよ。ちゃんと僕を……一人一人を見てくれる』


秀一や、ジェイムズも見てくれるけど、それ以上に親身になってくれている

何であんな先生が死ななくちゃいけないんだろうな

やっぱり世の中は理不尽だ

１５話→←甘いポッキーは如何？

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す