今日:4 hit、昨日:4 hit、合計:30,787 hit
小|中|大
6話 ページ7
・
悟の(無駄にある)金でそこそこ豪華な夕食(自分はデザートのみ)をとり、学校へと案内された
学長の問答が本当はあるらしいが、僕の場合任務な為なく、そのまま寮部屋で案内された
『この階に一人だけ?』
「俺と伏黒が一つ上の階だな」
「だぁーって、今回もいるんだろ?あの二人」
長い指で2を作り、口を尖らせながら悟が言う
.......まぁ、いるけど
「2人ってなんの事?先生」
『うーん、なんて説明しようかな。さっきの二振りいたでしょ?』
あのゲームセンターの時の二振りね
悟の真似をして指を2本立てながらそう言うと、恵も悠仁も頷いた
『あの二振りの他に、もう二振り居てね。その二振りは僕の護衛。仕事上必ず誰かをつけておかないといけなくてね』
ぱんぱん、と軽く手を打つ
桜の花弁と共に二振りが姿を現す
『右が髭切、左が膝丸。僕だけの正式な部下だよ』
二振りは鞘に入れたままの刀を僕の体の前で交差させる。
さながら王を守護する騎士のように
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
249人がお気に入り
249人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:白昼のアマリリス | 作成日時:2020年11月26日 20時