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４話 ページ5
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骨喰、鯰尾
と呼べば二振りは僕の足元に跪座した
『一振2人ずつ、中の人間の救出を。』
「「御意」」
人の目に見えない機動で二振りは中に入っていく。
その二振りが出てくる前に反閉を済まし場を清め呪霊を動きにくくする
「ずるいんじゃないの？」
『云わば僕の式神の様なものなのに？それに、僕だって何もしていない訳じゃない』
文句はないでしょ
数分も経たないうちに困惑した男性4名と二振りが出てきた
4人を悟の方に投げやって、懐から扇子を取り出す
『二振りは上から呪霊を下まで追い立てて。間違っても触れないように。』
「はーい！」
「分かった」
元気よく返事をして、二振りはするすると屋上まで登る
それを見届けてから僕は正規の入口から中へと入った
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作者名：白昼のアマリリス | 作成日時：2020年11月26日 20時
