１０話 ページ11
・
「此処が学園長室だ」
『ありがとう、助かった。』
暫くは散歩を日課としないとまた迷うな.......
正直オンボロ寮に戻れるかも不安だ
「早く行ってこい」
『ん、あぁ.......。そう言えば、教室に行かないのか？』
「まだ行ったって早いだろ。」
それに、とレオナは続ける
「また迷われたって困るしな？」
『うっ.......。なるべく早く終わらせる』
レオナは続ける学園長室の入口の脇の壁に寄りかかり、そのまま腕を組んで目を閉じた
ノックを4回
暫くした後、どうぞ、と声がかかる
重たい木製の扉が音を立てて開く
『失礼します、学園長。A・マレードライザです。』
「おや、ようやく来ましたか。待ちくたびれましたよ〜」
『すいません、迷ってしまって。気が付いたら植物園でした』
「なんでですか！？」
赤くなる頬を軽く手で抑える
まぁいいでしょう、と学園長は椅子から立ち上がり、布製のカバンを持って俺の目の前へと移動してくる
「これが貴方が今日から使用する教科書になります。それから.......此方が実験着等授業で使用する衣服です」
右も左も分からない生徒に無償でここまで提供する私.......なんて優しんでしょう！
と、宣う学園長を無視する
.......お金は後でちゃんと返そう
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まんた - すみません。投票もう終わっているのに...間違えました (2020年6月10日 22時) (
レス) id: b0a1e40537 (このIDを非表示/違反報告)
まんた - クルーウェル先生に一票お願いします。 (2020年6月10日 22時) (レス) id: b0a1e40537 (このIDを非表示/違反報告)
テッド(プロフ) - レオナに一票お願いします (2020年5月20日 19時) (レス) id: b768cf99ca (このIDを非表示/違反報告)
もってり子(プロフ) - 初コメ失礼。レオナに1票入れさせてもらいます。 (2020年5月17日 17時) (レス) id: 7af757e9f7 (このIDを非表示/違反報告)
まさし?(プロフ) - オチアンケート、4番のクロウリー学園長希望です。これからも応援しています。 (2020年5月17日 3時) (レス) id: 345c89d36c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白昼のアマリリス | 作成日時：2020年3月20日 2時
