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3話 ページ4



ボンゴレ直轄の空港で骸、クロームと別れ、渋谷にある幻太郎の家まで来る

キーケースに入った合鍵を使って、幻太郎の家に入ろうとすると後ろから声がかかった。


「んぁ?誰だ?」

『ん?』


青い髪の少年……日本人だから若しかすると青年、かもしれないが。


「幻太郎の知り合いか?」

『あぁ、俺はA、沢田A。幻太郎の幼馴染……になるのかな?』

「へぇ〜……。俺は有栖川帝統」


ダイスくんねぇ
うん……何か聞き覚えが……

あぁ、そうだ。


『若しかして、うちの賭場で良く素寒貧になる子かな?』

「色んな賭場に行ってるから分かんねーけど、多分それで間違いねぇよ。んで、幻太郎んちに何の用だよ」

『今朝日本に戻って来てね。泊めてもらおうかと』


そう言うとダイスくんは目を開き、マジかー!と言って踵を返した


『幻太郎に用があったのでは?』

「いんや、俺も泊めてもらおうかと来ただけだし。先越さちゃあ幻太郎の迷惑なるだけだろ。当ては他にあるし俺そっち行くわー」


へぇ
意外と律儀な子

………………けれど、泊めてたんだ
どういう繋がりなんだろうか


ダイスくんの背中を見送り、玄関の扉をそっと閉めた

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作者名:白昼のアマリリス | 作成日時:2019年5月1日 11時

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