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五話 ページ6



特別ルールの具体的な内容を聞かれたので、先程考えていた事を述べる


『いや、僕、連れが待ってるんだ。で、正規の道から行ってると時間がかかるでしょ?それで、さっきの彼が行った道に行かせてもらいたいんだけどさ。…………失格にしないでって事』

「先程の悲鳴を聞いてなかったのか!?この先には」

「ボウヤは黙りなっ!そこの白銀のボウヤ。それでいいんだな?」

『ああ』


俺なら難無くあの道を通れるし
あんまり遅いと、ヒソカに殺されちゃうから


「其れじゃあ問題だ。
貴方の仲間が敵に捕まった。その敵もかつては貴方の友人だった。仲間を取り戻す為にはその友人を殺さなければならない。却説、貴方はどちらを選ぶ?
1、仲間
2、友人」

『1』


彼女の問いに即答する


「それは何故?」

『例え友人であろうと、僕の仲間に手を出せば殺す。それ迄だよ』


平然と言って退ける俺に鋭い視線が刺さる。


ごめんね、君達とは境遇が違うんだよ。
彼等は俺の仲間であり、家族なんだから。
家族を殺されれば誰だって怒るでしょう?


「何故そこまでハッキリと言って退けるのだ」


不意に彼女が問うてきた
その問いに俺は

背後の彼等に見えない様に舌のマークを見せる事で答えた


数秒後……


「特別に許可しよう。通れ」

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ヴィンセント・ヴァンクール - ……フェイタン可愛い……///ヒソカの「兄さん」もいい… とても面白かったです!続きが楽しみです!更新待ってます!!╰(*´︶`*)╯♡ (11月19日 15時) (レス) @page12 id: 0ffcd0578b (このIDを非表示/違反報告)
ta0628tm0105(プロフ) - 続き待ってます! (2020年10月28日 10時) (レス) id: 0ed1a1911f (このIDを非表示/違反報告)
*蓮花*(プロフ) - あ、ダメです……ヒソカの「兄さん」で息絶えそうです、ハイ。ものすごく面白いです!私もHUNTER×HUNTERの小説を書いているので、応援しています!頑張ってください!(*´ω`*) (2017年12月12日 23時) (レス) id: 2c0a366d90 (このIDを非表示/違反報告)
白昼のアマリリス(プロフ) - †NANA†さん» うわ、本当だ。御指摘有難う御座います! (2017年12月3日 0時) (レス) id: e92609cfd2 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - 2話の「結局、客で残ったのはこの3人か。名を聞こう」のここは、「3人」ではなく「4人」だと思います。 (2017年12月2日 23時) (レス) id: 288d462176 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白昼のアマリリス | 作成日時:2017年11月24日 20時

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