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母性？ ページ7
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お粥を持ってくると、直ぐにレンゲを持ち、食べ始める彼
然し、熱かったのか舌を少し出して、目には涙が溜まった
『ああ、もうほら、慌てて食べるからよ。ふーふー冷まして食べなきゃ』
そう言うと、彼は言われた通りに、ふーふーと冷まして食べ始めた
何この可愛い生き物((
おっと、危ない危ない
変な考えが出て来ちゃったわ
『美味しいかしら？』
「…………うん。久しぶりにこんな美味しいものを食べたよ」
『あら、嬉しい！良かったわ！』
だからといって、慌てて
「あっつい！」
『慌てん坊さんなのね。ゆっくり食べなさいってば』
お粥は逃げないんだから
あぁ、なんだろ。
もっと美味しいの食べさせてあげたい
何かこう、守らなくちゃいけない感じが……
あっ、もしかしてこれ
『母性ってやつかしら……！？』
「？何の話だい？」
あぁ、気にしないで
こっちの話よ
続く
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作者名：白昼のアマリリス | 作成日時：2017年5月9日 0時
